麺道:麺 藏藏(ざざ)

2010年02月04日 11:20

麺 藏藏 (ざざ)


さて麺道を極めるべくラーメン屋へと向かう。
昨今のつけ麺ブームで新しい店が増えている。
今日も気になる店の一軒である。

場所はJR宇都宮駅から車で約20分以上走ったところ。
メインの国道から一本中に入った住宅地にある。

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栃木県大谷石などを用いてオシャレな外観。
一見するとラーメン屋とはわからないかもしれない。

開店11時から15分位たったくらいに到着。

店内は広い厨房と黒を基調とした空間で、
落ち着いた雰囲気。
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奥のテーブル席へと通される。

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評判の高い、つけとろみそ(味噌味のつけ麺)を、
大盛り+大判やわ旨ちゃーしゅー2枚追加で注文。

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さて、供せられた麺を見ると黒い。
北海道産の全粒粉を使っているそうで、
コシが強くたれに付けないで食べても素朴でおいしい。
ストレートの太麺で断面が四角い。
粘性の強いスープが程良く絡まる。

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付けだれは動物系のダシをしっかり取っている。
表面には豚骨を炊いてできた小さな気泡が出来ている。
飲み進めるうちにゴマの風味も強く、
トンコツベースのゴマ風味ポタージュといったところ。
辛味・酸味が少なく、万人に受ける仕上がり。

炙ったチャーシュー
「郡司豚」というブランドものだそうだ。
下味がしっかりついていて、
食べ応えのある厚みに満足できる。

白髪ねぎも麺と絡まり、食感を楽しいものにしている。

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別に赤い陶器に出された割りスープは魚介系ダシ。
食べ終わった後の動物系スープを割って飲むのだが、
ダブルスープの奥深い味わいは絶妙。
この割りスープに塩・胡椒を入れて飲んでも美味しい。

ブームのつけ麺にも各店によってバリエーションがあり、
その工夫に驚かされる。
そんな一店に今日も出会えた。


ご馳走様!


麺 藏藏


栃木県宇都宮市氷室町1627-63
TEL 028-667-4478

営業時間 11:00〜15:00、18:00〜21:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)

ホカホカの元気の素

2010年02月02日 12:10

鳥ふじ


午後の会合に合わせて、
茅場町駅あたりで昼食をとる事に。
前から気になっていた店へと向かう。

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12時少し前に到着し入り口の扉を開けると、
人気店だけあってほぼ満席。
辛うじて空いていたテーブル席に通さる。

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1400円とランチにしては高めであるが、
特製親子丼が今日のお目当て。
ところが一日10食限定で、残念ながらすでに品切れ。
次回に持ち越しとなった。

それではと親子丼950円を注文。

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しばし待つ間も、客が何人も来る人気ぶり。
カウンターの中では厨房を仕切る主人が
を手際よく割っている。

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待っている間に香の物と、つくね2個が供せられる。
このつくね、口に入れるとフワッとしていて
身がホロホロと崩れる。
一緒に練りこまれている刻みネギの食感と、
だし汁がこれまたいい。

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椀物のスープは、肉でダシを取ったものだそうで、
塩味を抑えてあるが旨味が出ている。

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さて、親子丼が目の前に。
やや生っぽいがふんだんにかけてあり、
白飯に染み込んだタレとの相性は抜群。

食べ進めていく間に、の生っぽさがとれて
程良い感じになる。

肉の切り身には味が染みるように隠し包丁が入っている。
身が硬くならず、口の中で独特の旨味が
ジュワーっと出てくる。

冬、寒い時期に食べるホカホカの親子丼
元気の一杯となった。


ご馳走様!


鳥ふじ


東京都中央区日本橋茅場町3-4-6 本橋ビル2階
TEL 03-3249-6118

営業時間 11:00〜14:00、18:00〜22:30
定休日 日曜日

有意義な時間に必要なもの

2010年01月29日 19:30

GRILLうかい


東京・新丸ビル近くでの会合を終えて、
10名程度の会食となった。

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コートと鞄を入口で預けると、
そばに暖炉があり火が揺れている。

18時予約であったが、すでに店内には
食事を楽しんでいる先客が多数いる。

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最も奥の長いテーブルの席に通されると、
壁で他の客の会話も視線も遮断していて、
落ち着いた空間を確保している。

黒毛和牛の炭火焼コース12600円を予約していた。

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まずは、冷たいジュレが掛った蟹の前菜が
この後の料理を期待させる。

グラスビールで乾杯ののち、
早々にボトルワインへと切り替える。
さほど渋くない赤ワインが料理を引き立てる。

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オマール海老とホワイトアスパラの取合せは絶妙。
食べ応えのある海老の身と対照的に、
アスパラの柔らかさが面白い。

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牛ほほ肉のコンソメスープはひと口含むと、
旨味が十分に伝わり、後を引く仕上がり。

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ゆったりとした時間が流れる中で、
メインの但馬種・黒毛和牛の炭火焼が供せられる。
さすがに肉質が良く、程よい霜が入った肉は
口の中で旨味だけを残し溶けていく。

黒く油で練られたような薬味が添えられた。
(写真を撮るのを失念してしまい残念)
京七味と店の方は仰っていたが試すのは初めてであった。
強い塩味だが、辛さはやや控えめ、
香りが強く、肉や添えられた野菜も
一味変化して美味しい。
機会を見つけて入手したいと密かに思った。

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たらば蟹のリゾットもスープのダシが良く、
米のホクホクとした食感が心地よい。

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デザートは、和栗のモンブランパフェ。
栗餡がしつこくない甘さに仕上がっていて、
中のサクサクしたフレークと相性が良い。
甘いものは別腹とはよく言ったもので、
これはいくらでも食べられる感じであった。

久しぶりのコースメニューと雰囲気に緊張気味であったが、
楽しい会話と素敵な空間、さらに美味しい料理とお酒が
有意義な時間へと変化させてくれた。


ご馳走様!


GRILLうかい


東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア2F
TEL 03-5221-5252

営業時間 11:00〜14:30、17:30〜22:00
定休日 丸の内ブリックスクエアに準ずる

麺道:塩専門 ひるがお 東京駅店

2010年01月29日 13:00

塩専門 ひるがお 東京駅店


東京駅あたりで昼食をとり、
午後には丸ビルそばで仕事をすることになった。

東京駅はよく利用するが、
食べるとしたら決まって
飲み屋を利用する時間帯ばかり。

限られた時間の昼食だから、
やっぱり麺道の修行をしなければ。

丸の内側の地下街には数軒のラーメン屋があったが、
最近六厘舎などが参入してきた。
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今回はひるがおが塩専門に出した店をチョイス。

3名の待ち客はいたが、
回転が速く数分で席に座れた。

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外の券売機ですでに、塩らーひるがお盛りを購入注文。

カウンター席に座るものの、
厨房とはかなりの段差があり、
店員から見下ろされている感がある。
当然、厨房の作業は全くわからない。

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5分くらいして不意に供せられたラーメンは、
透き通ったスープと盛り付けのよさが目をひく。

スープは、程良い塩味。
麺の上にのせてある魚粉がダシの香りを立たせている。
また、油はやや抑えめでしつこくない。
ゆず皮が一切れ入っていて、
さわやかな香味を付けている。

麺は、ストレート中太麺。
若干色が黒い。
全粒粉でできているのか。
ややもっさりとした食感である。

トッピングは、メンマ・刻みネギ・ふ海苔・
小エビにワンタンが2つ・チャーシュー・
煮玉子と盛り沢山である。

特に、ワンタンに入っているエビは
塩味のスープと相性がいい。

味のインパクトが弱くなりがちの塩ラーメンにあって、
なかなか完成されたものであった。


ご馳走様!


塩専門 ひるがお 東京駅店



東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F 東京ラーメンストリート内
TEL 03-3213-7000

営業時間 11:00〜22:30
無休

シュールなドラマの中にいるような

2010年01月28日 11:30

薮原十区


午後、麻布十番近くでの仕事があるため、
近くで昼食をとる事にした。

行ってみたい店がすでにあり、
楽しみに地下鉄の駅を抜ける。

店の住所を頼りに目的地を探すがわからない。
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看板こそ無いが、どうも外から見ると、
焼き物を焼いている様子と
長いカウンターで一人の客が
食事をとっているような空間を発見。

恐る恐る入ろうと試みると、
店員が引き戸を開けてくれた。

店内はカウンター席が10と、
テーブル席が6卓×2席ずつ。
シックな空間を広く取り、
贅沢な雰囲気を醸し出している。

カウンターには先客が2人。
微妙な距離を置いており、
どちらも常連のように店員と話している。
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店内全体を見渡せるテーブル席に独り座った。

店内にはメニューなどの掲示物が全く無く、
ランチは1000円と1500円があり、
メニュー内容も口頭のみ。
鰆の西京味噌漬け1500円をオーダーする。

店外の通りに面した焼き場で、
網にのった炭を丁寧に直しながら、
どうやら私の注文した鰆を焼きだしたようだ。

音楽も流していないため、
静かな店内に客と店員の会話が響く。
それらの内容を聞きながら、
店内を観察していること暫し。

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焼かれた魚の切り身が出された。
こんなにも分厚い味噌漬けの魚は見たことが無い。
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程なく、白飯・椀物・小鉢二品と
箸休めの漬物が出される。

さて、焼き魚を食べてみると、
これがまた実に丁寧に焼いたのがわかる。
塩味はやや抑え目で味噌漬けは浅めの様子。
脂の乗った鰆の皮部分も美味しい。

魚片に春と書いて鰆。
すでに春を楽しむことができた。

やや水分量を多めにして炊いた白飯も美味しい。
こだわって炊きだしたものと感じる。


けんちん汁を思わせる乱切りの野菜たちが
たっぷり入った椀物がいいアクセントである。

聞けば、ランチにはコストもあって、
国産の炭を100%使うことができないため、
焼き加減が難しいとのこと。
さらにこの分厚さであるから侮れない。

雰囲気だけ格好つけた店かと入店したときは思ったが、
いい食材と技量の高さを感じ取れて、
有意義な時間と空間を楽しめた。


ご馳走様!


薮原十区


東京都港区東麻布3-2-9
TEL 03-3589-0919

営業時間
[火〜土]12:00〜13:30、18:00〜22:00
[月・日・祝]18:00〜22:00
定休日 第3月曜日